![超時間術](https://bucchi-orange.com/wp-content/uploads/2022/02/IMG_20220212_043739-688x1024.jpg)
■いつも時間に追われて自分の時間が持てない
■副業したいけど時間がない
■慌ただしく毎日を過ごしていたら1年が終わっていた
時間は唯一平等の資源である
なんて言葉耳にしたことありますよね。
確かに、全人類1日が24時間であることは納得できるけど、こっちはお金のために朝から晩まで働いて、夜は家事までこなしてる。
時間の内容はまるで平等じゃないって思いますよね。
・ネットフリックスも見たい
・副業もチャレンジしたい
・睡眠も十分りとりたい
もう時間がいくらあっても足りない。
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そんなこと思っていませんか?
そんなあなたにお勧めの本があります
メンタリスト DaiGoさん著
超時間術です
私も超時間術のテクニックを活用し、サラリーマンと家事をしながらブログの運営までこなせています。
長時間術を読めば、時間が足りない原因と対策を理解ができて週40時間の自由を手に入れることができます。
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この記事では、前半で超時間術の大切だと思った部分の解説。
後半で、本を読んだ感想と本書のテクニックを実践した結果をお伝えしていきます。
![](https://bucchi-orange.com/wp-content/uploads/2022/02/20220206_043721_0000.png)
みなさんもぜひ長時間術を読み、実践して、自分のやりたいことができる人生を取り戻してください。
メンタリストDaiGoさんのyoutubeチャンネルで
超時間術に関する解説もされています。
こちらも合わせて視聴いただくとより理解が深まります。
![](https://bucchi-orange.com/wp-content/uploads/2021/09/IMG_20210919_180624.jpg)
ストレスは時間感覚の大敵。
作業量より生産性重視
結論
あなたが時間が足りないと思うのは勘違い。
時間汚染とストレス対策を行い
時間感覚の歪みを正せば、週40時間の自由が手に入る。
そして最後は、時間を定期的に捨ててしまいましょう
時間から解放された本当の自由が実現できます。
時間が足りないは勘違い
まず前提として
あなたが思う時間不足は勘違いです。
いきなり勘違いだなんて言われても、信じられませんよね。
歯が痛くて医者に行ったのに
「あなたの歯の痛みは勘違いです」
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と診断されて薬も出してくれなかったら、二度とそこへは行きたくなくなるのも分かります。
ただ、この結論には根拠があります。
私たちは以下の事実を受け入れなければなりません。
・世界的に労働時間は短くなっている
・本当にやるべきことを選択できていない
・忙しい=仕事ができると思っている
世界的に労働時間は短くなっている
1970年代の日本人は、年平均2200時間ほど働いていました。
しかし2016年の時点では1713時間まで減少
アメリカは同年、1783時間です。
まじめで勤勉な日本人は
アメリカ人より働いていなかったのです。
では減った労働時間分日本人は余暇を楽しんでいるか?
答えはNOです。
総務省が出した「社会生活基本調査」によれば
日本の週当たりの余暇時間は
1976年時点 104~111時間
2006年時点 105時間
最高値で比べると、週約6時間も余暇時間が減少しています。
さらに社会学者ジョン・ロビンソン博士は数十年にわたり
時間の使い方を調査したところ
多くのアメリカ人は
自分は週に60~64時間働いているはずだと。答えたが
実際に計測した一週間の労働時間は平均44.2時間だった
その差は20時間。
さらに博士は、行動記録を使った実験で
アメリカだけでなく
世界中の人が実際に仕事に使っている時間の合計は、
過去40年で全く増えていないどころか少なくなっている
ことを明らかにしました。
はたして時間はどこに消えてしまったのでしょうか。。
忙しさに安心している
人がやるべきことが多すぎると感じる理由は
やるべきことが多いと思った方が安心感を得られるからです。
もともと人は退屈を嫌う生き物です。
実験では
何もない部屋に入れられた被験者に15分、イスにただ座っているように指示したところ
退屈に耐えられず、イスに備え付けられてた電気ショックマシンを使用し始めたそうです。
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それほど退屈が嫌いな私たち。
忙しいと言いつつ実は、
重要度が低く、緊急性が高いことをこなして安心しているところがある
ということです。
自分の目的を達成するには、行動を絞り込む必要があります。
やるべきことが多すぎる。
と弱音を吐いている時点で、本当に必要なことを選択できていない証拠です。
緊急性に惑わされず、重要なことを優先して行いましょう。
![重要度マトリックス](https://bucchi-orange.com/wp-content/uploads/2022/02/c8856789ec11ab8b1013037cef6929f9-1024x701.png)
忙しい=仕事ができる人と思ってしまう
研究チームは被験者に対して、
架空のフェイスブックアカウントをいくつもみせて
どの人物がもっとも有能と思うか調べた。
すると多くの被験者は、
趣味や日常の話題が多いアカウントより
仕事に関する書き込みが多い方を有能で地位も高そうだと判断しました。
![素材](https://bucchi-orange.com/wp-content/uploads/2022/02/20220212_062139_0000.png)
さらに
被験者たちは研究者から
このアカウントは作業が遅いからいつも仕事の話をしているんです。
と伝えられても意見を変えなかった。
結果から
いつも仕事をしている人は有能で偉い。と反射的に考えてしまうことが分かります。
以上3つの事実から
私たちは
労働時間が減っているにもかかわらず
自ら重要度の低いことをこなしている。
そして忙しい自分は素晴らしい。
と安心している。
結果、大切な時間を無くしている。
やはり
私たちの時間がないという感覚は、自分が作った思い込みです。
その思い込みを正す必要があります
時間を延ばすフィックスを3つ
どのようにすれば思い込みを正し、時間を伸ばすことができるのでしょうか
その3大要素を紹介します
・時間汚染を防ぐ
・呼吸を変える
・自然に触れる
時間汚染を防ぐ
あなたは普段、ながら作業してませんか?
SNSを見ながら勉強する。
音楽を聴きながら仕事をする。
スマホを見ながら食事をする。
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心当たりがあるなら、今日からすべてやめてください。
複数の作業を同時に行うマルチタスクは、あなたの時間感覚を歪めてしまう大きな原因です。
マルチタスクをすると、脳はまるで時間が細切りになったかのように思い込み、常に時間に追われている感覚におちいります。
この状態を時間汚染と呼びます。
![素材](https://bucchi-orange.com/wp-content/uploads/2022/02/20220212_061825_0000.png)
いったん作業が中断すると、
再び元の作業に取り掛かるまでに15分もかかってしまうので、良いことはありません。
マルチタスクは
一見効率的に見えますが、実は非常に非効率と言えます。
どうすればマルチタスクを防げるのでしょうか。
それはタイマーを使い、あらかじめ複数のタスクを切り替えるタイミングを決めておくことです。
気まぐれに作業を切り替えるよりも、次の作業に移る時間が決まっているおかげで脳が安心します。
1つの作業を始めてから、平均30分過ぎで脳の働きが下がってくるので、
タイマーの間隔は30分がベストです。
呼吸をかえる
不安とストレスも時間不足の要因です。
その不安とストレスに最も手軽で、効果的な対策は呼吸をかえること。
実は最近、呼吸法によって時間が足りない感覚が和らぐことが分かりました。
![](https://bucchi-orange.com/wp-content/uploads/2022/02/20220212_060847_0000.png)
被験者に深呼吸をさせたところ、
普通に呼吸をしたグループより、15%ほど時間に余裕がある気持ちになりました。
理由は
人間の体が、ゆっくり呼吸しながら緊張できない仕組みになっているからです。
おすすめの呼吸法はパワーブリージング
そのやり方は
息を吸った倍の時間で吐く
息を5秒で吸って、10秒で吐くイメージです。
正確に倍の時間にしなくても大丈夫、
なんとなく吐く息の方を長くするイメージで構いません。
私達の体は、息を吸う時には血圧が上がって緊張状態になり、
逆に息を吐く時には、血圧が下がってリラックス状態に入る仕組みになっています。
そのため意識して吐く息を長くすると、リラックス状態の方が優位に切り替わっていきます。
呼吸法を行う時間は1日5分でも十分。
呼吸法の実践時間が長くなるほど、脳がパニックを起こしにくくなります。
しかし、長時間の実践が原因でやらなくなってしまうのは本末転倒。
まずは小さく始めて、毎日続けることが大切です。
自然に触れる
自然に触れると時間不足の感覚を改善してくれます。
スタンフォード大学が学生を対象に行なった実験では、
被験者に2種類の動画を60秒だけ見てもらいました
1幸福な気分になる動画
2壮大な自然の動画
その上で学生たちに時間感覚を調べたところ、
壮大な自然の動画を見たグループは
幸福な気分になる動画を見たグループより
66%も時間が長くなったような感覚になったそうです
毎日の時間が足りないと思ったら、
逆に自然と触れ合う時間を増やすことを考えてみてください。
おすすめは、公園など自然の中で15分過ごしてみることです。
運動を組み合わせると、より効果が表れます。
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そんな出かけてる暇はないよ
と困ってるあなたに朗報です。
自然と触れ合うと言っても、自然の動画を60秒見るだけでOKです。
また、スマホの壁紙を自然の風景に変えることでも効果があります。
手軽なところから、始めてみてください
それでも時間がないあなたに贈るストレス対策3選
現在人が余裕のある時間感覚を取り戻すには、
先にお伝えしたフィックスを、地道にこなす忍耐力が必要になります。
しかし、中にはすぐに時間のプレッシャーから解放されたい。と感じる人も少なくないでしょう。
そんな方のためにすぐにできる、ストレス対策を三つ紹介します
・一時停止リマインダー
・筆記開示
・クールチャレンジ
一時停止リマインダー
一時停止マークをスマホやパソコン、作業机などの目につく場所に貼っておくだけ。
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あとは不安やストレスを感じそうな状況になったら、
一時停止を見てゆっくりと深呼吸しましょう。
集中力が切れそうになった時も有効です。
仕事中にスマホをチェックしたくなったとき、
ネットでダラダラしそうになったとき、
その度に一時停止マークを見て深呼吸してください。
一時停止マークを見ると、
今まででは無意識に行っていた、
マルチタスクを防止し
時間汚染の問題を発生させない効果も得られます。
筆記開示
紙やノートにひたすら自分のネガティブな感情を書き殴る。という心理テクニックです
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スマホのメモ帳でも構いません。
たった8分でも効果が出ます
実験では、筆記開示を行うと
脳の働きが良くなり、前よりも心配事を感じなくなりました。
この効果は、普段押さえつけていた感情を書き出すことで心配事が外に解放され、
ネガティブな事に対して脳が労力を使わずにすむようになったおかげで起こります。
書き出す際は
怒り
悲しみ
心配
焦り など
ネガティブな要素は全て吐き出すことがポイントです。
書いた紙が誰かに見られてしまわぬように
取り扱いには注意しましょう。
クールチャレンジ
お風呂の途中で、冷たいシャワーを30秒から90秒浴びるテクニックです。
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クールチャレンジを続けたグループは29%も風邪をひく確率が減少。
さらにメンタルにも良い影響が表れ、
ちゃんと冷たいシャワーを浴び続けた被験者ほど日中の活力がアップする傾向が見られました。
効果が現れるのに30日かかるのが難点ですが
1日たった30秒我慢するだけで
丈夫な心と体が手に入る、コスパ最強のテクニックです。
超時間術 良かった点
![超時間術](https://bucchi-orange.com/wp-content/uploads/2022/02/IMG_20220212_050509-1024x514.jpg)
■科学的視点から語られている
■心理学的なアプローチである
一つ一つのテクニックに、根拠となる実験がセットで紹介されており、納得して読み進められます。
スケジュール管理法。のような
よくある時短テクニックではなく、時間を心理学的にアプローチしている点がおもしろかった。
超時間術 悪かった点
■YouTube動画と同じ内容が含まれている。
![](https://bucchi-orange.com/wp-content/uploads/2022/01/20220129_052702_0000.png)
DaiGoさんのYou Tubeチャンネルで紹介されたテクニックが
超時間術でも紹介されています。
You Tubeチャンネルをくまなく見ている方は、少し退屈に感じると思います。
一方
動画で点々としていた情報が一冊にまとめられているので、
情報を整理したい方にはオススメできます。
★実践した感想
■呼吸法
■自然に触れる
■クールチャレンジ
はよく活用させてもらっています。
実践前に比べ確かに心にゆとりが生まれました。
![](https://bucchi-orange.com/wp-content/uploads/2022/02/20220212_054354_0000.png)
しかもその効果は時間感覚だけでなく、
仕事や、奥さんとの関係でも発揮。
追い込まれてイライラすることや、
つい余計な一言を発してしまう場面が減りました。
自分の精神衛生上のメリットもあるので、ぜひ試してみることをおすすめします。
またクールチャレンジで、
風邪をひく頻度が圧倒的に減りました。
冬には必ずと言っていいほど、風邪で寝込んでいましたが
今は頻度も少ないし風邪をひいても
軽い症状でおさまってしまいます。
まとめ
慢性的な時間不足に悩んでいる方
必読の一冊です
時間不足ははあなたが生み出した
勘違いです
実は世界的に労働時間は短くなっている。
一方私たちは
■重要度の低いタスクをこなし忙しさに安心している。
■忙しい人は優秀と思っている。
ため自ら時間に追われてしまっている。
時間を延ばすフィックスは
■時間汚染を防ぐ
■呼吸トレーニングをする
■自然に触れる
それでも時間が無い方への心理テクニックを紹介しました
■一時停止リマインダー
■筆記開示
■クールチャレンジ
以上のテクニックを駆使し
時間感覚の歪みを解消しよう。
最後は何もせず
あえて時間を定期的に捨ててみると
本当の自由を手に入れられます。
![](https://bucchi-orange.com/wp-content/uploads/2022/02/20220212_063910_0000.png)
感想
時間を心理学的にアプローチしていて
面白いです
しかし
DaiGoさんのYouTubeを見ている方は
少し物足りないかもしれません。
超時間術を実践すると
心にゆとりができて
時間だけでなく仕事や人間関係にも好影響を与えます。
たくさん紹介しましたが
これでも内容のほんの一部です
ぜひ手に取って、自分に合ったテクニックを見つけてみてください
そして
自由な時間を手に入れて
副業して
サラリーマン人生を攻略しましょう!