オレンジのブログ
読書と運動で人生を変えよう
雑記

【駆け引きが好きな人は必見】ボードゲーム「すずめ雀」を紹介

すずめ雀
  • 家にいる時間が増えて退屈

  • 映画やテレビゲーム以外で、楽しめるもの教えてよ


家で楽しむと言えば、映画かテレビゲーム。
または人生ゲームが人気です。


しかし、遊び過ぎて飽きてしまった方に向けて、とっておきのボードゲームを紹介します!



それはすずめ雀です。



2人から5人の幅広い人数でプレイ出来て、かつ簡単。


説明5分で、一晩中遊べるボードゲームです。



イメージとして、マージャンを極限までシンプルにしたもの。


マージャンに興味があるけど、ちょっと敷居が高いな。
そんな方は、遊んでみることをオススメします。

すずめ雀


ルールがシンプルなおかげで、マージャン経験者と未経験者でもフェアに戦うことができます。

ぜひ家族や友人と、遊んでみてください。


子供でも小学生ぐらいなら、十分理解できる内容です。
点数計算や、先を読む力身に着けられると思いますよ。



私はこの「すずめ雀」で奥さんの両親と仲良くなれました!



この記事では、すずめ雀の遊び方を解説していきたいと思います。
基本ルールや、初心者向けルール、練習問題まで用意しております。

ぜひマスターして、みんなで楽しんでいただければと思います。

アイコン名を入力

このドキドキ感がたまらない!

すずめ雀



すずめ雀

要約

なんて読むの?
「すずめじゃん」と読みます


どんなゲーム?
マージャンを極限までシンプルにしたゲームです。
牌(ハイ)を使うのでそれだけでテンション上がります


何をするの?
40点の持ち点でスタートし、「ツモ」や「ロン」を用いて点数を奪い合います

何人でできるの?
2人〜5人。
おすすめは3人か4人です




所要時間は?
1セット15分程度
何セットするかで時間の調節可能です


難易度は?
トランプの大富豪ぐらいの難しさです
10分ほどで覚えられます


この記事で何がわかる?
基本的な手と上がり方
すずめ雀が最高に面白いことが分かります

すすめ雀のルール

すずめ雀

ここから雀じゃんのルールと遊び方を説明していきます。



最初は難しく感じますが、仕組みさえ分かってしまえば簡単です

すずめ雀でやること→役をそろえて点数を稼ぐ

・各自40点の持ち点を受け取ります


・親を決めて


・その親がドラを決めます

・全員5つの牌(ハイ)を取る。以下の画像のような状態となります

すずめ雀


・自分の番が来たら中央のハイから1つ取る

すずめ雀


・6つのうち必要のないハイを1つ捨てる


・取って捨てる繰り返し


・誰かの手がそろい、「ツモ」か「ロン」をした時点でゲーム終了


・得点計算

・点数の受払をして次のゲームになる

※誰も上がれなくてもゲーム終了。点数の動きなしで次のゲームに行きます




簡単ですよね?笑

そろえ方→基本パターンは2つ


①同じハイを3枚そろえる

②連番のハイを3枚そろえる


この2つのパターンしかありません。
しっかり覚えましょう

①同じハイを3枚そろえる

例)111. 555. 中中中

②連番のハイを3枚そろえる

例)123. 456. 678


※発と中は連番対象外なので注意
例)発中1. 中12. 9発中
これは✕


※1と9は連番となりません
例)891. 912
これも✕


①、②を各1セットとして、2セットそろえることができたら完成!
①で2セットそろえてもいいし
例)333. 777  555.発発発



②で2セットそろえてもOK!

例)234.456   123.789


組み合わせでもいいです

例)345.中中中  234.888


このような「2セット」になるようにハイを揃えていきましょう!



ハンバーガーショップで例えると
「ハンバーガー」「ポテト」「ドリンク」
2セット作る感じです(3枚で1セット)



ちなみに「2枚」で「3セット」揃えるのは✕です!
例)12. 56. 発発  22. 77. 中中


再びハンバーガーショップの例だと
「ハンバーガー」と「ポテト」を3セット作ったとしても店長に怒られてしまいます

上がれる条件→2セット作り5点以上

上がれる条件は2つです

①「2セット」作った上で

②「5点以上」の必要がある←NEW


いきなり5点と言われても。。


大丈夫!ちゃんと説明します


基本点
上記「そろえ方」で示した

同じハイを3枚そろえる
これは「2点」になります!
例)111.




②連番のハイを3枚そろえる
これは「1点」になります!
例)123 .




例を見てみましょう

例)222. 567.

すずめ雀 基本点
これで3点の「基本点」



まず、「222」「567」で2セットできているのでクリア
222.→①同じハイ3枚で2点

567.→②連番のハイ3枚で1点

合計「3点」の手となります。

①②を「基本点」と今後表現します




ここで思うのが【こんなんじゃ、5点作れなくない?】


いい質問ですね!
ここで次のボーナス点の出番となります。

ボーナス点→4種類

左側を説明します

ボーナス点は以下の4つです。
少し難しくなってきましたが、頑張ってついてきてください。

・赤牌(アカハイ)

・ドラ


・タンヤオ

・チャンタ


※親


それぞれみていきましょう

赤牌(アカハイ)

すずめ雀のハイには各数字に1枚ずつ赤いものがあります。
これを持っているだけで1枚につき1点のボーナス点が獲得できます。

すずめ雀 赤牌
各数字につき1枚、真っ赤なハイがあります。「発」は赤牌がありません。「中」は全て赤牌となります!


ちなみに「発」には赤牌はありません
また「中」は全て赤牌となります

※つまり「中」は強い




例)123. 345

この場合赤牌が2枚あるのでボーナス点が2点となります。


すべて計算すると
基本点が2点(連番が2セット)
ボーナス点が2点

合計4点の手となります

ドラ

各ゲームの最初に1枚ドラをランダムに設定します。
それと同じハイを持っていれば1枚につき1点となります。

例)ドラが 
手持ちが 345. 発発発. 

すずめ雀 ドラ
右上の3がドラになります。ドラはゲームごとに変わります


ドラの「3」を1枚持っているので、
ボーナス点が1点となります。


すべて計算すると
基本点が3点(連番で1点、同じハイで2点) 
ボーナス点が1点


合計4点の手となります

タンヤオ

手持ちが2から8の数字のみの場合成立します。1点のボーナス点です。




例)567 . 678.

すずめ雀 タンヤオ
ちゃんと2セットあって、2〜8のみの手です


この場合基本点2点(連番2セット)
ボーナス点が1点

合計3点の手となります。


他に 444.777    333.567

とかでもOKです。


だめな例)  23. 55. 6. 8

確かに「手持ちが2から8の数字のみ」ですが、
基本の2セットができていません。




同じハイ3枚または連番3枚
しっかりと「基本の2セット」を揃えた上で「手持ちが2から8な数字のみ」
であることに注意しましょう。

チャンタ

2セットそれぞれに1. 9. 発. 中. いずれかがある
ボーナス点2点です




例)123. 789.

すずめ雀 チャンタ
左のセットに1 右のセットに9がちゃんとあります


この例では1と9がそれぞれのセットに含まれてますね。


点数計算すると
基本点が2点(連番が2セット)
ボーナスが2点で


合計4点となります


他に 123.発発発.

111.789.

123.123.
 
789.中中中.

とかでもOKです

※親

親の時に上がれるとプラス2点というルールがあります。



しかし、あくまでも上がった点数にプラス2点貰えるという意味なので
3点の手で上がれるわけではないことに注意が必要です。

役満(やくまん)→最強の手3種類

役満という必殺技が存在します。
なかなか狙うのは難しいですが、決まった時には本当に試合が終了するほどの破壊力があります。




得点計算の際、
「基本点」は加算されますが「ボーナス点」は加算されない点に注意。
役満の点数自体がボーナス点と考えてください!

・オールグリーン

チンヤオ

スーパーレッド


それぞれみていきましょう

オールグリーン 10点

2.3.4.6.8.発.のみで作ると成立
※赤牌(あかはい)を含んではいけません

10点となります


「2.3.4.6.8.発」はデザインに赤色が全く含まれません
文字通り、全て緑色のハイで2セット作る!
分かりやすいですね




例)234.888   ※赤牌を含まない

すずめ雀 オールグリーン
これがオールグリーンです!


点数計算すると
基本点3点(連番と同じハイ3枚)と
オールグリーン10点



合計13点の手となります!




また
222.333 や

666.発発発

もOKです  ※赤牌は含まない




ちなみによく間違いやすいのが、
基本の2セット作るのを忘れ、
「全て緑色にすれば上がれる」と思ってしまうことです


だめな例) 22.4.6.8.発
※赤牌は含まない


確かに全て緑色ですが、何度も言うように基本の2セットができていないと、上がれません。
2つのハッピーセットを心に刻み込みましょう!

すずめ雀 オールグリーン
この牌たちは純粋な緑です!

チンヤオ 15点

「1.9.発.中」のみで作ると成立。
15点です




例)111.999

すずめ雀 チンヤオ
これもキレイね


点数計算すると
基本点が4点(同じハイ3枚が2セット)
チンヤオで15点


合計19点の手となります。 これはヤバい。。




他に
999.中中中. や
発発発.中中中.
などもOKです




だめな例)11.99.中中

だめな理由は今まで読んでいれば分かりますよね!?
「基本の2セット」(ハピーセット)です!

スーパーレッド 20点

全て赤牌で作ると成立
20点です


これでロンされたら最期。
逆立ちするしかありません


例)678.中中中.

すずめ雀 スーパーレッド
これを完成させたら神



点数計算すると
基本点3点(連番、同じハイ3枚)
スーパーレッド20点


合計23の手となります。これが出たら試合が終わります。。



他に
123.456

789.中中中


でもOKです!




だめな例)2345.78

惜しいけどダメです。1セットは3枚で作りますので、
勝手に4枚2枚にセレクトしてはいけません。。


マックで例えるなら
Aさんにハンバーガー、ポテト、ドリンク、アップルパイ
Bさんにハンバーガー、ポテト

のセットを作ってしまうところでしょうか。



格差がすごいです。
Bさんがかわいそうなのでやめてあげましょう。

より簡単なルール→5点ルールを廃止

ここまで点数!点数!と説明しましたが、小さいお子さんと遊ぶ場合やゲームが苦手な方は
5点ルールを廃止して、とにかく2セット作ればOK!

にすると遊びやすいです。



オリジナルで、
お父さんお母さんは5点以上必要。
お子さんは5点未満でもOK
とかのハンデを付けるのもありだと思います。


ローカルルールを自分たちで決められるところも、ボードゲームの良さかもしれません。

練習問題3問

ここで点数計算の練習問題をします。

試しにやってみてください

第1問

ドラ→5

手持ち 345.888


こちらの手は何点でしょうか?
※親ボーナスは含みません。

すずめ雀 練習問題


答え

①まず基本点
345→1点
888→2点



②ボーナス点
ドラ5が1枚→1点
赤牌1枚→1点
タンヤオ(2〜8のみで作る)→1点




よって合計6点の手となります

第2問


ドラ→1
手持ち 123.中中中.

※親ボーナスは含みません

すずめ雀 練習問題


答え

①基本点
123→1点
中中中→2点



②ボーナス点
ドラの1が1枚→1点
赤牌4枚→4点
チャンタ(1.9.発.中いずれかが2セットそれぞれにある)→2点



合計10点の手となります

ちなみにドラと赤牌は両立しますので、
赤牌の1を持っているとそれだけで2点分の価値があります!

第3問

ドラ→2

手持ち 678. 789

すずめ雀 練習問題


答え

①基本点
678→1点
789→1点


②ボーナス点
赤牌3枚→3点




この手の場合タンヤオ、チャンタは成立していません。
ドラもないです。

よって合計5点となります。


以上から分かるのは赤牌を、3枚含んでいれば5点の手が作れることです。
これはぜひ覚えておきましょう!

※ちなみにドラが赤牌でも効果は変わりません。1枚につき1点です

上がり方2つ→ツモとロン

こんなに説明していて上がり方を教えていませんでした。
上がり方は2種類あります

・ツモ

・ロン


ツモ

狙っている最後の1枚を自分で引き当てて上がることです。
「ツモ!」と大きな声で叫びましょう



例) 333. 67


の状態で 5 または 8 を引き当てればツモとなり上がれます。



点数は負けた他のプレーヤーから「割り勘」でもらいます。小数点は切り上げです



例その1)A.B.Cの3人でプレイ
 Aが6点で上がった場合
6点をBとCの2人で割り勘する→1人あたり3点


B.Cはそれぞれ3点ずつAに支払うことになります。



例その2)A.B.C.Dの4人でプレイ
  Aが5点で上がった場合、
 5点をB.C.Dの3人で割り勘する→1人あたり約1.6点


 小数点は切り上げなので、B.C.Dはそれぞれ2点ずつAに支払うことになります。

 結果Aは6点もらえてお得です!



大学生の飲み会の幹事みたいですね
「幹事代で少し多くもらっていいよね」)^o^(

ロン

狙っている最後の1枚を誰かが捨てた時「ロン」と宣言し、上がれます。

アイコン名を入力

ロン!ドヤ


例) 333. 67

の状態で 5 または 8 を誰かが捨てれば「ロン」となり、上がれます。
支払いはロンをされた人が全額負担となります!



そう、ロンはやられると地獄なのです。。



ただし、すでに自分が捨てたハイでは「ロン」できません
上記例で、もしすでに自分が5を捨てていたら、5で「ロン」はできません。
(5で「ツモ」はできます)

(8は捨ててないので「ロン」・「ツモ」両方可能)


A.B.C.Dの4人でプレイ
Bが 5 を捨ててAがロンをしました。
計算の結果点数は5点でした。
その場合BはAに5点を支払います。



CとDは関係ないので支払いは発生しません
CとDは、ほっと一息つきましょう

ゲームの進行→親を回す

A→B→C→Dの4人でプレイする場合

各自40点ずつの点棒を受け取る




①Aが親としてスタート

すずめ雀 親


誰かがツモまたはロンで上がる

点数計算をする

点数の受け渡しをする

親の札をBに回して次のゲームに移る
※誰も上がれなくても親は回ります
※また、Aが上がっても親は回ります



②Bが親

すずめ雀 親


誰かがツモまたはロンで上がる。
またはハイが無くなり流局する。

誰かが上がった場合、点数計算をする 

点数の受け渡しをする

親の札をCに回して次のゲームに移る


以下繰り返し。。



Dまで親が回ったら1セット終了
通常は4セットで行うことが多いです。



何セット行うかは時間と相談して決めていいと思います。

最終セットが終わったとき1番点数を持っていた人が勝者です!



盛大な拍手でたたえましょう

すずめ雀のコツ→あきらめも肝心

ゲームとはいえ、勝てた方が楽しいですよね
そこですずめ雀のコツを2つ紹介します。

  • タンヤオ、チャンタをうまく使う


  • ロンされないように気をつける

これを覚えておくと勝率が上がります!

タンヤオ、チャンタをうまく使う

赤牌やドラは引けるかの運ですが、
タンヤオ、チャンタは捨て方である程度狙えます




「1.9.発.中」は使うなら2セットどっちにも使う!
使わないなら、2セットどちらにも使わない
ハッキリさせることが大切です。


1セットだけに「 1.9.発.中」 を入れてしまうと
タンヤオ、チャンタどちらも成立しないところに注意しましょう。

※ただ中は高得点なので、採用するか難しいところ。。



また親なら、上がれば親ボーナスの2点が入るので「最低の5点で早く上がること」だけ考える
といった臨機応変さも大切です


「ロン」されないように気をつける

手持ちのハイが6枚なので非常に短期決戦になります
4人で行うと、1ゲームで最大6回順番が回ってくるのですが、
4周目にはすでに誰かがロンできる状態だと警戒してください。


4周目になっても上がれる見込みがないときは、
上がるのを諦めて、前の人が捨てた安全なハイを捨てるようにしましょう。



「ロン」されると全額負担が待っています。。


※しかし「完成させたら高得点」見込めるならリスクをおかす価値があります。
そこは「ロン」されるリスクと、上がったときのリターンのバランスで決めましょう。
これがすずめ雀の難しいく面白いところです

すずめ雀をもっと大人数でやるには、もう1セット買いましょう(マニア向け。しかも非公認)

こちらは2人〜5人でプレイできるボードゲームなのですが、
正直5人で行うと1ゲーム最大4回しか順番が回ってこないので物足りない感があります。



なので5人のときは、もう一つすずめ雀を用意しましょう!笑

(もしハイを失くしちゃった時の予備にもなるしさ笑)

すずめ雀
奥さんに「なぜ同じものを2つ買うの!?」と怒られました。。



そして、そこから


123456789発

5 は赤牌

を1枚ずつ加えて行うといい感じにボリーム感が出ます!笑


6人で行うときは

123456789発

123456789発


を加えて行うとこれまたいいボリューム感で出来ます。




まぁ人数が増えると「ロン」を予想しにくくなるのと、
「運ゲー」感が増えるのは否めませんが^^;。

あとオールグリーンとチンヤオが作りやすくなります。


正直もう一つすずめ雀買うくらいなら、別に6人でできるボードゲームを買ったほうがいい
という意見には賛同します(笑)

あくまでも参考までにどうぞ!


6人でボードゲームする場合は
■ワードウルフ
【人狼が苦手でも大丈夫】スマホだけで楽しめるワードウルフを紹介

■コヨーテ
コヨーテの遊び方と感想をレビュー

がオススメです。
どちらも手軽で楽しいゲームですので、合わせてご覧ください。


まとめ→最高に面白い。我が家で大活躍

だいぶ長くなってしまいましたが、すずめ雀は最高におもしろいです!
文章にすると小難しく見えますが、実際にやってみると簡単です。
教えながら1周回せば、十分理解できるでしょう。


我が家では奥さんの実家に帰るとき、
必ずこのゲームを持っていき、奥さんとご両親と4人でこれを楽しみます!


帰省あるあるの「帰ったけどやることなくてヒマ」が防止できますのでぜひご活用ください!
個人的にはめっちゃ助かってます(笑)



ちなみに、お義父さんがこのゲーム気に入ってくれて購入してくれました。

友達と泊まりでゴルフ行くときに持っていっているそうです。


家族のコミュニケーションにも一役買ってくれるすずめ雀。
興味を持たれた方は一度購入し、プレーしてはいかがでしょうか?

すずめ雀



すずめ雀



今回は以上となります

ではまた!