夫婦2人家でゴロゴロ、休日を持て余している
2人で出来て、難しすぎないボードゲームを探している
休日出掛けずに、2人リビングで過ごしているけど、コレといってやることがない。とりあえずテレビ見るけど面白い番組もなく、時間の無駄感を2人して味わっている方多いのではないのでしょうか?
私は6年ほど数々のボードゲームをプレイしてきて、一緒にプレイする人や時間に応じたボードゲームを探し続けてきました。
この記事では、2人専用で遊べるボードゲーム「バトルライン」を紹介し、その遊び方やコツ、私がプレイした感想を記していきます。
この記事を読めば「バトルライン」の魅力や世界観が分かり、購入を迷っている方の判断材料とすることができるでしょう。
![](https://bucchi-orange.com/wp-content/uploads/2021/09/IMG_20210919_180624.jpg)
バトルラインで楽しい休日が過ごせるよ
要約
何人でできる?
2人専用
所要時間は?
約30分
どんなゲーム?
3枚のカードを使って中央のフラッグを取り合うゲーム
難易度は?
トランプで例えるなら「大富豪」程度
5つの役を覚えられたなら、すぐ遊べます
ケンカにならない?
割と僅差のゲームとなるのでそこまで心配しなくて大丈夫です。
調子に乗った発言には気をつけましょう
カードサイズ
縦92mm横66mmがおすすめ
内容物
フラッグ9個
コレを2人で奪い合うことになります
![](https://bucchi-orange.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_20211018_192000-1024x589.jpg)
部隊カード
赤 青 黄色 緑 オレンジ 紫
各10枚ずつ
基本的にはこのカードを3枚使ってフラッグを確保します。
![](https://bucchi-orange.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_20211018_190106-1024x461.jpg)
![](https://bucchi-orange.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_20211018_190319-1024x461.jpg)
戦術カード10枚
特殊効果のカードです
様々な効果があり、ゲームを有利に進めらてます。
※少しクセがあるので今回はこちらを使用しないルールで説明します
![](https://bucchi-orange.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_20211018_195335-1024x426.jpg)
そして説明書1枚
ほんとに1枚です。ルールが短くまとまっています。
![](https://bucchi-orange.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_20211018_194948-554x1024.jpg)
勝利条件
フラッグを5つ確保する
隣り合った3つのフラッグを確保する
上記どちらかの条件を先に満たしたプレーヤーが勝者となります。
この「先に」という条件が結構重要です。
役
勝利条件を満たすためには「役」が欠かせません。
先に説明しておきます
役は以下の5つ
強い順で
くさび形(ストレートフラッシュ)
方陣(スリーカード)
大隊(フラッシュ)
散兵(ストレート)
烏合の衆(役なし)
※同じ役の場合3枚の合計数が多い方が勝ちです。
※合計数までも同じ場合「先に」役を完成させていた方が勝利
くさび形(ストレートフラッシュ)
全て同じ色で数字が連番
![](https://bucchi-orange.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_20211018_223211-1024x459.jpg)
![](https://bucchi-orange.com/wp-content/uploads/2021/09/IMG_20210919_180624.jpg)
7→6→8
のように順番が前後してもOK
方陣(スリーカード)
3枚とも同じ数字
![](https://bucchi-orange.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_20211018_223353-1024x408.jpg)
大隊(フラッシュ)
3枚とも同じ色。数字は関係ない
![](https://bucchi-orange.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_20211018_223622-1024x425.jpg)
散兵(ストレート)
色違いの連番3枚
![](https://bucchi-orange.com/wp-content/uploads/2021/09/IMG_20210919_180624.jpg)
こちらも3→5→4の様に
順番が前後してもOK
![](https://bucchi-orange.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_20211018_224209-1024x452.jpg)
![](https://bucchi-orange.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_20211018_224234-1024x435.jpg)
烏合の衆(役なし)
文字通り役なし。なんでも良い
![](https://bucchi-orange.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_20211018_225729-1024x409.jpg)
![](https://bucchi-orange.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_20211018_225610-1024x424.jpg)
ゲームの流れ
※部隊カードのみを使用するルールで解説します
フラッグを横一列に並べます。
その横に部隊カードを置きます
![](https://bucchi-orange.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_20211019_220059-1024x259.jpg)
カードを7枚お互いに配り
手札とします
![](https://bucchi-orange.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_20211019_220807-1024x461.jpg)
先行から1枚
フラッグにカードを置きます。
※一度置いたカードは動かせません。
※一度に2枚置くことも出来ません
![](https://bucchi-orange.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_20211019_223059-1024x563.jpg)
山札から1枚補充します。
![](https://bucchi-orange.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_20211019_223351-1024x534.jpg)
これを相手と交互に行います。
最終的に一つのフラッグに対して部隊カードは3枚置くことになります。
この3枚で上記の「役」を判定。
![](https://bucchi-orange.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_20211019_223941-1024x461.jpg)
フラッグは9個あるのでどこから役を完成させてもOKです。
置く場所も自由です。
![](https://bucchi-orange.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_20211019_224939-1024x332.jpg)
フラッグの反対側の部隊と勝負します。
お互いのカードが3枚出そろった時点で勝負開始。
![](https://bucchi-orange.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_20211019_225451-939x1024.jpg)
画像の場合、自分がくさび形(ストレートフラッシュ)
相手が大隊(フラッシュ)
なので自分が勝利となります。
勝利が確定したらフラッグを自分側へ移動。これで勝ちに一歩前進です。
![](https://bucchi-orange.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_20211020_131117-1024x814.jpg)
これを繰り返します。
おもしろルール「証明」→2パターン
このゲームで面白いルール「証明」があります。
この「証明」が決まるとその時点でフラッグを確保することができます。
「証明」は以下の2パターン
絶対に完成しない役
役を完成させたところで勝てない
手が進んでくると
パターン1
「絶対に完成しない役」が出現します。
どういうことか?
極端な例ですが画像をご覧ください
![](https://bucchi-orange.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_20211020_132311-1024x882.jpg)
自分は10の方陣(スリーカード)
相手は赤の9と8で【くさび型(ストレートフラシュ)】を狙っている模様。
ここで相手が役を完成させて、フラッグを奪うには赤の「7」または「10」が必要。
しかし、どちらのカードもすでに場に出ているので、一生完成することはありません。
ここで
![](https://bucchi-orange.com/wp-content/uploads/2021/09/IMG_20210919_180624.jpg)
赤の「7」も「10」もすでに出ているので私の勝ちです。ドヤ
っと宣言すれば、相手の3枚目を待たずしてフラッグを確保することが出来ます。
![](https://bucchi-orange.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_20211020_133611-1024x834.jpg)
パターン2
役を完成させたところで勝てない
こちらも画像を見ていただきましょう。
![](https://bucchi-orange.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_20211020_135903-1024x844.jpg)
自分は紫の5、9、1で
大隊(フラッシュ)
相手は赤9 黄8で散兵(ストレート)
を狙っている模様。
しかし散兵(ストレート)を完成させたところで、大隊(フラッシュ)には勝てないので
またしても
![](https://bucchi-orange.com/wp-content/uploads/2021/09/IMG_20210919_180624.jpg)
完成させても勝てないので確保します。ドヤ
と宣言すればその時点でフラッグを確保することが出来ます。
![](https://bucchi-orange.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_20211020_141128-1024x822.jpg)
便利な「証明」ですが2点注意があります。
自分の役は完成済みである
手札を証明材料にしてはいけない
自分の役は完成済みである
ある意味当然ですが
![](https://bucchi-orange.com/wp-content/uploads/2021/09/IMG_20210919_180624.jpg)
ここ絶対完成する予定だからフラッグもらうね♪
なんていうのはNGです。
ゲームとして成立しません。。
例えば以下の画像
![](https://bucchi-orange.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_20211020_142321-1024x721.jpg)
自分は紫8、7
相手は緑2、オレンジ6
自分は最低でも散兵(ストレート)が出来そう。
相手は烏合の衆(役なし)が確定しています。
しかし、フラッグを取りたい気持ちをぐっと抑えて、自分の3枚目を置いた後に「証明」して確保しましょう。
![](https://bucchi-orange.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_20211020_143216-1024x687.jpg)
手札を証明材料にしてはいけない。
相手が欲しているカードを自分がすでに握っていることがシバシバあります。
(逆もまたしかり)
例えば以下の場面
![](https://bucchi-orange.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_20211020_144049-1024x728.jpg)
自分が10の方陣(スリーカード)
相手が赤の8、7でくさび形(ストレートフラッシュ)を狙っている模様。
赤9はすでに場に出ているので
相手は赤6を置くしかない状況です。
しかし、自分の手札には赤6が有ります。
![](https://bucchi-orange.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_20211020_144545-1024x591.jpg)
この時に
![](https://bucchi-orange.com/wp-content/uploads/2021/09/IMG_20210919_180624.jpg)
赤の6持っているんで確保します
っというのはNGです。
「証明」する場合必ず赤の6を場に置いてからフラッグを確保します。
![](https://bucchi-orange.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_20211020_145247-1024x717.jpg)
証明のメリット2つ
相手に不要カードを置かせない
3ヶ所連続確保でスピード勝ちできる
相手に不要カードを置かせない。
ルールに「フラッグが確保された場所はそれ以降カードを置くことが出来ない」っというものがあります。
プレイすると分かりますが、不要なカードが必ず出てきます。
そんな時に
![](https://bucchi-orange.com/wp-content/uploads/2021/09/IMG_20210919_181615.jpg)
このフラッグは不要カード置き場にしよう。
っという考えが必然的に出てきます。
そこで素早く「証明」すると、相手の手札を圧迫することが出来て、その後の展開を有利に進めることが出来ます。
3ヶ所連続確保でスピード勝ちできる。
勝利条件で「3ヶ所連続でフラッグを確保する」があります。
例えば相手に4つフラッグを確保されていてピンチでも。
3ヶ所連続で先に確保してしまえば、その時点で勝利を確定することが出来ます。
特にゲーム後半はフラッグが目まぐるしく確保されていくので、このスピードがカギとなります。
![](https://bucchi-orange.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_20211020_153012-1024x461.jpg)
![](https://bucchi-orange.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_20211020_153148-1024x640.jpg)
コツ
私も奥さんに勝てずに困ってますが3つアドバイスがあります
全体を常に見て「証明」をいち早く行う
2枚目の部隊カードを置くタイミングを見極める
うっかり3ヶ所連続確保されないように気をつける
証明をいち早く行う
今まで述べてきたように証明のメリットは思ったより大きいです。
自分のカードだけでなく、相手のカードも目を光らせて観察。
しっかりと証明しましょう。
2枚目の部隊カードを置くタイミングを見極める
正直これが一番悩みます。
2枚目の部隊カードを置いた時点でほぼ出来る役が決まります。
なのであまり考えずに置いてしまうと、簡単に「証明」されてしまって早々にフラッグを失うことに。。
なので2枚目の部隊カードを置く際は、見通しと度胸を持って置くようにしましょう。
うっかり3ヶ所連続確保されないように気をつける。
これ個人的によくやらかします。。
先に4つフラッグを確保して
![](https://bucchi-orange.com/wp-content/uploads/2021/09/IMG_20210919_180624.jpg)
よし!あと1個だ
なんて思っていると
![オレンジ奥さん](https://bucchi-orange.com/wp-content/themes/cocoon/images/woman.png)
3ヶ所連続確保したから勝ち〜
っと不意に敗北通告されることがあります。
フラッグを確保することばっかりではなく、不本意に負けてしまわぬように気をつけましょう。
「2ヶ所連続で確保されたらピンチ!」肝に命じておきましょう
まとめ
以上2人専用ボードゲーム「バトルライン」の紹介でした。
2人専用の中でも面白い、長すぎない、難しすぎない。三拍子そろった「最高に丁度いい」ゲームだと思います。
オススメですので是非一度プレイしてみてください。
オレンジ奥さんイチオシのゲームです
っということで今回は以上となります。次の記事でお会いしましょう
ではまた!
ボードゲームをされるのであれば「すずめ雀」がとてもオススメです。
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